導入企業様の声
長年の課題だったフード業態のマーケット把握ができました
- 味の素冷凍食品株式会社様
- マーケティング本部
- マーケティングDX推進室
- 室長 道祖土征紀さん
- 田中萌子さん
- 国内統括事業部 開発営業部
- グループ長 多田裕之介さん
- フード業態
- 外食
長年の課題だったフード業態のマーケット把握が、外食400チェーンやクレンジング済みの惣菜データですぐ分析できる
貴社が抱えられていた課題は?
リテール向けの部門ではデータから市場がしっかり見えていますが、フードサービス部門においては市場が見られるデータがないことが長年の課題でした。JANのない惣菜や、特に「外食で何が食べられているか」などのマーケットが本当に見えませんでした。
そんな中で、あるメンバーからフェリカネットワークスさんのデータを勧められました。今の時代、これまで扱っていたデータだけですべての課題が解決するいろんなデータを横並びで見ながら、全体の市場を推測し解釈することが必要だと思っているので、採用を決めました。
具体的にどのようなデータから課題解決できましたか?
例えば特定のフードメニューのトレンドを見たい場合、これまで利用していたデータではリクエストをしてからデータを見るまでにとても時間がかかっていました。
しかしフェリカネットワークスさんは、外食400チェーンの注文メニューデータや、コンビニやスーパーなど200チェーンの購買データをクレンジング済みの状態でお持ちなので、見たいトレンドをすぐに分析できるという点が非常に魅力的であり、期待通りでした。
「このメニューはどんな業態でどのくらい消費されるのか?」など、商品開発や販売戦略に不可欠な情報がわかりました
貴社ではどちらの部門で活用されていますか?
まずはフードサービス部門から活用しています。外食やスーパーの惣菜を提供しているフードサービスの現場では、それぞれの市場規模がどれくらいあるのかを知りたいという要望がとても強いです。例えば、特定のフードメニューについて、居酒屋で年間どのくらい消費されているのか、それは他のフードの何倍なのかを誰も知らないんです。またその消費の構成比が業態毎にどのくらいの内訳なのかなども。
そういった市場規模やトレンド、構成比は、本来商品開発や販売戦略を考える上で不可欠な情報であり、それがようやくこのデータでわかるようになってきます。
企業ごとの動向比較や、商品購入者のジャーニー観察などマーケティング活用法を一緒に模索していきたい
その他ご満足いただけている点は?
現在はフードメニューごとに、リテール業態や外食でのトレンドを定期的にみています。データ自体非常に粒度の細かいものをお持ちなので、「こういうフォーマットで見たい」といったような要望も逐一お出ししています(笑)。 要望に対応していただくことで、こちらのデータ集計業務も減らせるので助かります。
IDレシートBIツールの機能として優れているのは?
以前デモで見せていただいた、チェーンごとにカテゴリ比率がみれるようなレポートはとてもいいと思います。今ある調査データでは同ソース内でリテール企業ごとに分析をすることはできません。リテールとのバイヤーさんとの商談の際に、チェーンごとの動向が把握できていることはとても有効で、インパクトがあると思います。
また人に紐づいた購買データということで、カスタマージャーニーを見ていく視点、例えばある商品の売り上げが上がったときに、今までの購入者や買われ方とどう違うのかを定性的な視点でみていくとこともできると思っています。
フェリカネットワークスに期待することは?
本格的な活用はまだまだこれからです。ツールの使い方やマーケティング活用法など、定期的に勉強会などをしてもらえるということですので、データ分析に慣れていないメンバーの学ぶ機会としても生かしていきたいです。引き続きよろしくお願いします。