導入企業様の声

安心と納得のデータでお得意先様とのエンゲージ構築。
素早いサポートも心強い。

人軸でリアルな購買実態を横断的に把握でき、お得意先様との信頼関係づくりに欠かせないデータとして活用しています。

株式会社はくばく様

株式会社はくばく様

  • 株式会社はくばく
  • 営業本部 業務用販売部 / 市場戦略本部 市場戦略部
  • 営業本部 業務用販売部 部長 兼 業務用推進課 課長 横江 奉樹さん
  • 営業本部 業務用販売部 業務用推進課 望月 惇平さん
  • 市場戦略本部 市場戦略部 市場戦略課 課長 蟹沢 司さん
  • 市場戦略本部 市場戦略部 商品戦略課 課長 芦澤 慶さん
  • チェーン横断
  • 流通
  • 顧客理解
  • 流通商談

1941年創業の穀物カンパニー・株式会社はくばくでは、麦・雑穀の優位性や販促効果を取引先に示すための客観的なエビデンスデータを必要としていました。以前は自らMR(Marketing Research)を実施したこともありましたが、業務負担が大きく継続できないという課題がありました。

2025年5月にIDレシートBIツールを導入したことで、業務用販売部では商談時の提案資料の8割以上にIDレシートデータを活用。白米弁当と麦・雑穀ご飯弁当の購買比較で取引先の不安を払拭したり、商品マッピングチャートを手軽に作成したりと、流通商談の説得力強化とエンゲージメント構築に役立てています。市場戦略部でも、業態横断で生活者のリアルな購買実態を観察し、商品企画の精度向上に活用しています。

IDレシートBIツールの活用価値

  • ・業務用販売部の提案資料の8割以上に活用。社内環境にも麦・雑穀の販促エビデンスを整備済み
  • ・自前のMRでは業務負担が大きく継続不可能だったが、IDレシートデータで業務効率を保ちつつエビデンスを得られる
  • ・白米弁当と麦・雑穀ご飯弁当の購買比較など、取引先の不安を払拭する具体的なデータが提示できる
  • ・業態横断で生活者を観察できるため、「雑穀米を選ぶ人=健康志向」のような思い込みと現実のギャップを修正できる
  • ・マッピングチャートが商品を選ぶだけで簡単に作成できる。手作業時代は年数回ほどしかできなかった商品マッピングを活用した提案を、今後さらに増やしていける
  • ・素早いサポートと勉強会で社内の理解度が向上。営業部門全体への展開でツール活用の問い合わせが増加
  • ・データ活用のノウハウを蓄積しながら、営業・企画の両面で活用を拡大。売上につながる実践的なデータ活用を推進

創業以来、大麦や雑穀、小麦などの穀物の美味しさと可能性を追求し、穀物の感動的価値を創造し続けている株式会社はくばく様は、生活者一人ひとりの購買を立体的に分析できるデータを求め、IDレシートBIツールを導入しました。その導入背景と利用状況などについて、業務用販売部と市場戦略部の皆様にお話を伺いました。

会社概要

大麦や穀物の美味しさを追求している穀物カンパニー

――はくばく様の会社概要をお聞かせください。

横江さん:1941年の創業以来、大麦をはじめとした穀物の美味しさを追求している会社です。社名のはくばくは「白麦」の意味で、「もっと麦ご飯を喜んで食べてもらいたい」という思いから、大麦を一粒ずつ半分に割って黒い筋を目立たない商品を1953年に開発し、これを「白麦米」と名づけたことに由来しています。

現在も穀物の美味しさを追求し続け、「押麦」や「もち麦」などの大麦商品とともに、「十六穀ごはん」などの雑穀商品、さらには麦茶、乾麺、レトルト、小麦粉、穀粉など多様な穀物商品を開発。日本国内の小売店で売られている食用大麦(精麦)の大半を当社が提供するなど、穀物カンパニーとして大きく成長しています。

活用方法

業務用販売部・市場戦略部の両部門で、提案資料・商品企画に活用

――IDレシートBIツールの活用状況を教えてください。

望月さん:業務用販売部のお得意先様は、チェーン展開されているスーパーマーケットやコンビニエンスストア、レストランなどです。そのお得意先様と商談する際の提案資料の8割以上にIDレシートデータを活用させてもらっています。具体的には、個々の営業担当から依頼を受け、提案資料に合うデータを作成するケースもありますし、営業サポートの役割を担う我々が、予めIDレシートBIツールから抜粋した麦・雑穀の販売促進につながるエビデンスデータを社内環境に整備してもいます。

蟹沢さん:家庭向け商品を企画していく市場戦略部では、雑穀や乾麺といったカテゴリーごとの商品企画の担当者が、食品や外食の購買トレンドを調べる際などに利用しています。

株式会社はくばく様 市場戦略本部 市場戦略部 市場戦略課 課長 蟹沢 司さん

課題

麦・雑穀の優位性や販促効果を示すエビデンスが必要だった

――IDレシートBIツールを導入した背景をお聞かせください。

横江さん:IDレシートBIツール導入以前は、営業スキルや価格戦略などに頼ることが多い商品提案を行っている状況でした。当社の麦・雑穀を導入した場合、どんな性年代別の方が購入し、どんな食材や惣菜の併買が生まれるのかなど、麦・雑穀を使ったことによる優位性や販促効果を示したい場合、どうしても客観的なエビデンスデータが求められます。

エビデンスを得るため、自らMR(Marketing Research)を実践したこともあります。某コンビニエンスストアのおにぎりやお弁当のデイリー商品棚の商品を把握し、どんな方が購入していくのかをセルフ型アンケートでデータ収集しましたが、あまりに業務の負担が大きいため、継続することができませんでした。

選定理由

生活者起点のデータをさまざまなカテゴリーを横断して分析できる

――IDレシートBIツールを知ったきっかけと導入を決めた理由をお聞かせください。

望月さん:エビデンスデータを求め、さまざまなデータ活用セミナーに参加していたとき、フェリカさんのIDレシートマーケティングセミナーでIDレシートデータに出会いました。生活者の家計簿アプリから収集したレシート画像がデータ化され、カテゴリー分けされていることで、スーパーマーケットやコンビニエンスストア、レストランなどの購買状況を生活者起点で分析できることが分かり、ぜひIDレシートBIツールを導入したいと思いました。その後、市場戦略部にも声をかけて、2025年5月に導入させていただきました。

芦澤さん:市場戦略部では、商品のコンセプトづくりにおいてファクトデータが非常に重要な要素となります。現在もさまざまなデータを活用していますが、ニーズが多様化していますから、生活者のリアルな購買実態を横断的に観察できるIDレシートデータは非常に魅力的でした。なかでも、自炊用の雑穀米を購入している人が「外食では何を食べているのか」「コンビニエンスストアではどんな機能性食品を購入しているのか」など、さまざまなカテゴリーを参照できる業態横断の機能を高く評価しました。それぞれのカテゴリーの点と点をつなげて、最終的に線としてつなげることができれば、商品企画のための顧客解像度向上に生かせるのではないかと考え、市場戦略部でも活用させていただいています。

効果

お得意先様の不安を払拭し、納得いただける根拠をデータで示せる

お得意先様に安心材料を提供できる

――導入効果をお聞かせください。

横江さん:昨今、米の高騰があって、白米の代替えとして麦・雑穀を利用する状況が見られます。実際、これまでは我々から「麦・雑穀を使ってください」とお願いしていましたが、最近はお得意先様から「麦・雑穀を使いたいけどどう使ったらいい?」とご相談いただけるようになってきました。とはいえ、麦・雑穀ご飯に変えて売り上げが落ちないか?という不安もあります。その不安を払拭する際、活躍したのがIDレシートデータです。

コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどにおける白米弁当と麦・雑穀ご飯の弁当との購買データを比較し、白米から麦・雑穀ご飯に変えても、弁当の購買傾向が変わらないというエビデンスをご提示。お得意先様に安心材料を示すことができました。おかげさまで、納得していただいた上で「良い提案でした」といっていただき、白米以外の選択肢として麦・雑穀ご飯を検討してもらえるようになりました。

エンゲージメント構築にも役立つ

横江さん:商談中にお得意先様が「麦・雑穀とは関係ないけど、あのカテゴリーの動向が気になる」とおっしゃることがあります。IDレシートBIツールを持つ我々とすれば、「そのデータならすぐに調べられる」とその場で頭に思い浮かびます。「調べて次回お持ちします」と、次のアポイントにつなげてお得意先様を手助けすることができれば、当社への信頼が向上し、何かあれば相談してもらえるようになります。このように、IDレシートBIツールはお得意先様とのエンゲージメント構築にも役立っています。

株式会社はくばく様 営業本部 業務用販売部 部長 兼 業務用推進課 課長 横江 奉樹さん

イメージと現実のギャップをチューニングすることでマーケティング精度が上がる

芦澤さんマーケティングのギャップをチューニングできることに役立っています。例えば、白米と雑穀米のどちらかを選べるチェーン店の定食屋で、雑穀米を選ぶ人は大勢いると思いますが、そういった方々の普段のお買い物を追っていくと、必ずしも健康を意識した食品ばかりを購入しているわけではないことが分かります。また、業態横断で見ていくと、意外とファストフード店に頻繁に足を運ぶことも分かってきたりします。

どうしても我々は、「雑穀米を選ぶ人は健康志向が強い」というイメージをもとにマーケティングをしたくなってしまいますが、イメージだけだと現実からずれてしまう可能性があります。リアルな現実を観察することができるIDレシートデータは、マーケティングの精度を上げる上でも本当に貴重だと感じています。

株式会社はくばく様 市場戦略本部 市場戦略部 商品戦略課 課長 芦澤 慶さん

手間のかかるマッピングチャートを手軽に作成できる

望月さん:おにぎりやお弁当の商品マッピング機能を使った提案はもちろん、「麦・雑穀と納豆の相性」という手元では明らかにないような特殊な情報を求められた際も活用することができました。具体的には「麦・雑穀」「納豆」「麦・雑穀入り納豆」の3つのカテゴリーで、性年代×年齢の2軸でマッピングチャートを作成。3つに共通する領域を分析したこと、マッチする客層を提案することができました。

そもそもマッピング作成は、非常に手間がかかる作業でしたので、それを用いて提案することは年数回ほどでした。しかし、IDレシートBIツールを使えば、商品を選ぶだけで簡単にマッピングをつくってくれます。今後、商品マッピングを活用した提案の仕方は、さらに増やしていきたいと考えています。

フェリカネットワークスのサポート評価

いつでも相談でき、すぐに答えが返ってくる安心のサポートデスク

――フェリカネットワークスのサポートについて評価をお願いします。

望月さん:データの調べ方が分からないときに問い合わせると、フェリカさんからはすぐに答えやアドバイスが返ってきます。この素早いレスポンスは秀逸ですね。お得意先様から資料提出の期日を決められている場合などは、スケジュールがタイトになるため、いつでも相談でき、すぐにお返事を返してくれるフェリカさんのサポートの存在は、非常に心強く感じています。

勉強会の開催も感謝しています。これまで部門内の勉強会は2カ月に一回開催してもらっていましたが、先日は営業部門全体を含めた大規模な勉強会も開催していただきました。大規模な勉強会では、IDレシートBIツールを理解していない営業部員向けに、「①冷凍食品購入者の特徴」「②スーパーとコンビニにおけるお弁当購入者の違い」「③外食企業向けの提案活用例」のテーマで分かりやすく解説していただいたおかげで、部門全体の理解度が大きく向上。これにより、営業担当からIDレシートBIツールに対する問い合わせが大きく増加しました。

株式会社はくばく様 営業本部 業務用販売部 業務用推進課 望月 惇平さん

今後の展開

操作できるスタッフを増やし、実務領域を広げていきたい

――IDレシートBIツールにおける今後の展開をお聞かせください。

横江さん:当社は業界に先駆けてIDレシートBIツールを利用していると考えていますので、今のうちに有効に活用して売上につなげられるようにしていくことが重要だと考えています。そのためにはまず、IDレシートBIツールを操作できるメンバーを増やさなければなりません。また、データ量や機能を考えると、まだまだ使いこなせていないところもあるため、機能を習得して実務領域を広げていくことも今後のテーマになっていくと思います。

望月さん:私としては、営業担当がより良い商品提案ができるように、共有資料環境のデータをいかに充実させるかをテーマに掲げて、これからも活用していくつもりです。

蟹沢さん:我々の部門は価値あるデータを蓄積していくことがミッションですので、まずは利用頻度を上げることに注力してまいります。引き続き、フェリカさんのサポートにも期待しています。

お忙しいところ、貴重な話をお聞かせいただきありがとうございました。

株式会社はくばく様 集合写真

フェリカネットワークス株式会社
リアルDX推進部 ビジネス企画課 プロダクトマネジャー 橋場 仁(写真右)
リアルDX推進部 ビジネス企画課 中川 あゆみ(写真左)

お問い合わせ

流通横断かつユーザ軸での貴社/競合ユーザ様の購買動向の違いが分かります。

詳細資料・サンプルレポートをご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。